明治6年(1873)
新潟市医師会及び新潟市内関係 | 新潟県医師会及び 新潟県関係 |
国内他 |
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1月 新潟運上所を改めて新潟税関とする。 2月 新潟仮病院の経費を賄っていた港沖金の積立廃止により病院も廃止される。 3月 県令楠本正隆、私立病院の設立と洋方医師の育成計画を新潟町の有志にはかる。 6.7 大火、上大川前通より三〜五番町の東堀前通まで570戸焼失す。 7.10 私立新潟病院を新潟町横三番町に仮設する。鈴木長蔵 取締を命ぜられる。ここで新潟町開業医学術試験実施。医薬品、温泉の検定を行なう。白井剛策(長崎県人)を院長兼医長に任ず。 8.11 教授規則の制定とともに私立新潟病院における医学教育を開講する。 8.18 新潟町の学術開業者の手腕経歴を調査し、52名中開業を免許せし者、洋方医2名、漢方医13名、計15名なり。 10月 二橋元長 新潟病院長に就任。白井剛策 院監に就任する。 11.21 私立新潟病院を7月に柾谷小路に設け、11月に医学町通りに移転(医学町の名は之が為という)。 11.22 私立新潟病院開院式挙行。病室を設け生徒の寄宿舎を新築する。 11月 白山公園開園、遊園碑を建つ。 11月 私立新潟病院古町分局を古町通六の町に設置。 |
1月 戸籍法による新潟県人口、百46万775人。 6.10 柏崎県を廃して、新潟県に合併する。 6月 寄居砂山(ドン山)に号砲所を設けて午報を報ず。 |
1.10 徴兵令を施行。 2月 初めて巡査を置く。 3.23 文部省内にはじめて医務局を置き、我国の衛生事務を掌る。 7.18 火葬禁止を布告。 10月 種痘施術免許出願者に対し試験執行の旨を布達する。 |