銅冶 英雄
令和4年9月1日、秋葉区で「どうやリハビリ整形外科」を開業しました。隣には精神科と内科が開業しており、産婦人科とドライブスルーの薬局も建設中と、このエリアは医療モールになっています。また医療機関だけでなく、ニトリやワークマン、ケーズデンキ、ダイレックス、スターバックスなども出店しており、まだまだ発展途上といった感じです。
私と新潟の医療との関連性としては、私の祖父はかつて産婦人科医で荻野久作先生に師事し、豊栄で開業していたと聞いています。私の亡き父は内科医で、新潟大学の第1内科に所属し、厚生連新潟診療所に勤務しておりました。また、叔父は新潟大学の整形外科に所属し、かつて三条で「どうや整形外科」を開業しておりました。現在、三条では私の従兄が「どうや胃腸科」を開業しております。
私は高校まで新潟市におりましたが、大学は日本医科大学に行き、大学卒業後は千葉大学整形外科に入局し、千葉大学医学部附属病院、成田赤十字病院、国立がんセンター中央病院、千葉県こども病院、千葉県千葉リハビリテーションセンター等に勤務しました。千葉大学大学院では腰痛の基礎研究を行い、大学院卒業後は千葉大学のリハビリテーション部で勤務しておりました。
その後、お茶の水で整形外科クリニックを開業しておりましたが、出身地である新潟で地域医療に貢献したいという思いから新潟で開業地を探していたところ、縁あって秋葉区で開業することになりました。
整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科の専門医で、整形外科は足の外科を専門にしており、当院所属の義肢装具士が足底装具や靴型装具を作製しております。また、リハビリテーションは理学療法士と作業療法士が腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア、あるいは変形性膝関節症などの各種運動器疾患や、脳梗塞や脳出血後の麻痺に対して運動療法を行っております。
検査機器としては1.5TのMRIがあり、腰椎や膝関節をはじめ、頭部や心臓、腹部、下肢血管の撮像も行っております。また、放射線科医による迅速読影も導入しており、2時間以内に読影ができますので、MRI依頼をご希望の先生がいらっしゃいましたら、お気軽にお声がけください。
的確な診断とリハビリテーションで、地域の皆様の痛みを根本的に解決できるように努めて参ります。今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。