中村 裕介
『総合病院レベルの診療、治療を地域のクリニックで』
済生会新潟病院での12年間の勤務を経て、2021年5月に新潟市西区寺尾朝日通に「西新潟なかむら眼科」を開院致しました。済生会新潟病院では眼科部長として重症眼科疾患の診療、難症例の白内障手術、糖尿病網膜症や網膜剥離など網膜硝子体疾患に対する手術を数多く行ってきました。病院勤務時代には病気が進行してから眼科を受診し、治療を開始する人が大変多いことを痛感していました。現在、失明原因疾患の上位である緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症は、早期発見、早期治療を行うことで失明を防ぐことができます。目の健康を守るためにできることを考えた結果、患者により近い距離で診療を行い、病気の早期発見、早期治療にも携わりたいと思うようになりました。さらに済生会での診療、手術経験を活かして従来は総合病院で行っていたような手術や治療を地域のクリニックで実施することで、検査から手術まで一貫して目の健康を守る支えとなることができると考え、開業を決意致しました。
「西新潟なかむら眼科」ではコンタクトレンズ診療、眼鏡処方、ドライアイ、結膜炎、緑内障、白内障、糖尿病網膜症など眼科疾患全般の治療に加え、日帰りの白内障手術、緑内障手術、網膜レーザー治療、そして加齢黄斑変性症などに対する硝子体注射治療を行っています。また、総合病院でも導入している3次元眼底撮影装置OCT、手術顕微鏡、広角眼底観察システム、白内障・網膜硝子体手術装置を備え、新潟市西区では初めて糖尿病網膜症や網膜剥離など網膜疾患に対する「日帰り硝子体手術」も実施致します。
眼科疾患には糖尿病、高血圧、膠原病、ステロイド副作用など全身疾患に伴う合併症が多く存在し、眼科の治療だけでは解決しない問題もあります。また糖尿病網膜症の定期検診、日帰り手術のご相談、目のことでお困りの患者さんのご紹介も積極的に受け入れていきたいと思っております。地域の病院の先生方と連携を深め、地域医療に貢献できれば幸いです。今後ともよろしくお願い致します。
【プロフィール】
中村 裕介 生年月日 昭和51年9月6日
平成14年 新潟大学医学部卒業
日本眼科学会専門医
経歴
平成14年3月 新潟大学医学部卒業
平成14年4月~平成15年9月 新潟大学医歯学総合病院
平成15年10月~平成16年9月 県立新発田病院
平成16年10月~平成18年3月 県立中央病院
平成18年4月~平成18年9月 浜松市 海谷眼科
平成18年10月~平成20年9月 県立燕労災病院
平成20年10月~令和3年3月 済生会新潟病院
令和3年5月 西新潟なかむら眼科 院長