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平成13年度学校心臓病検診結果
在籍生徒数は46,433名で、毎年約1000名ずつ減少している。
精密検診を必要とする者は1,233名で、949名(77%)がメジカルセンター、260名が他医療機関で検診を受けた。精密検診を受けなかった者は24名であった。
精密検診の結果、要管理者は689名(57%)で、小学生364名、中学生284名、高校生41名であった。
在籍生徒数に対する要管理者の割合は、小学生1.27%、中学生1.84%、高校生1.81%であった。
要管理者689名のうち全く運動制限を必要としない者は、643名(94%)であった。医療区分では、要医療者は23名、要観察者が666名であった。
要医療者の内訳は、先天性心疾患8名、川崎病既往7名、心電図異常3名、心筋疾患2名、弁膜症3名であった。
心電図異常は、期外収縮174名、心室内伝導障害186名、WPW症候群54名であった。房室ブロックは42名で2度ブロックは8名であった。発作性頻拍は上室性で8名が要医療であった。
先天性心疾患は心室中隔欠損が107名と最も多く、37名が手術を受けていた。ついで肺動脈弁狭窄26名、心房中隔欠損32名、ファロー四徴症26名、動脈管開存13名、大動脈弁狭窄7名と昨年と同じ傾向であった。
今回の検診で初めて発見された先天性心疾患は小学生1名、中学生3名で、心房中隔欠損3名、肺動脈弁狭窄1名であった。心房中隔欠損の1名は手術が必要とされた。
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